ロデオ大会

日本ではもう梅雨に入ったようですが、こちらではからっとした五月初旬のような、いい天気が続いています。気温は変化が激しくて、昼間、太陽が出ているとブラウス一枚、もしくは半袖TシャツでOKでも、夜や曇った肌寒い日などは、厚めのカーディガンやフリースのジャケットがまだ必要なこともあります。
人々は、ありとあらゆる格好してますね。ノースリーブのワンピース着ている人がいるかと思うと、ウインドブレーカーはおった人もいるし・・・何が標準的な格好か、よくわからないです。日本のように、一斉に衣更え、などということはないようです。
インド人はターバン巻いたりサリー着てるし、ユダヤ教徒ならまた独特の格好してるし、何をどう着ていてもそれなりに許されるような感じですね。私はといえば、あまりきちんとした服は持って来てないので、いつもすごくカジュアルな格好してますよ。十代の女の子がしそうな・・・ボーダーシャツにオーバーオールとか・・・でも、それでも平気でどこへでも行けるんですよね、この国では。ちなみに今日は、グレーの長袖カットソーにグリーン&茶色チェックの短パンです。

さて、先週の土日はリバモアでロデオ大会が開催されました。
ロデオってご存知でしょ? ほら、西部劇に出てくるようなウエスタンな格好をした人たちが、暴れ馬に乗ったり、馬に乗ったまま、投げ縄で牛を捕まえたりするやつ。
あれ、れっきとした競技だったんですよ。何かあんなの余興というか、アトラクションかと思ってましたけど、こちらでは、タイムや技を測って競う一種のスポーツという位置づけなんです。アマもたくさんいるし、プロもいます。大会では、あらかじめ予選を通過した人が出場するんです。
広い土のグラウンドを取り囲んだロデオ専用スタジアムがあって、そこで開催されるんですが、チケットは屋根付きで日陰になる上席が$15、一番安い立ち見で$10でした。
昨日はいい天気で暑かったので、ちょっと奮発して日陰の上席を買いました。
いや〜、面白かったですねぇ(^^) あんなの、日本じゃもう見られないでしょ。ジムさんに勧められたんですけど、行って見てよかったです。
競技に参加しているみなさんは、ウエスタンハットかぶって(中には女性もいるんですよ)、馬にさっそうとまたがって、そりゃあかっこよかったですよ(^^) 音楽とか司会の解説とかはなんだかロック・コンサートみたいなノリです。見ている観衆も、やっぱそんなノリ。「ヘィ、みんな、楽しんでるかい!」「イェ〜イ!」というような。エキサイトするアメリカ人。これも面白かったです。
まぁ、唯一、牛たちには気の毒でしたけどね、ロープ持って追いまわされたり、背中にまたがられてお尻を叩かれたり(~_~;) でも、闘牛のように殺したりはしないから、さほど残酷ではないですが。

いいもん見たねーと家に帰ってくると、またまた一騒動。
ロデオを見に行く前、オレが部屋で寝ていて、どーしても出ていきたくないようだったので、まぁ三時間もしたら帰って来るからと、お留守番させてたんです。が、私たちが帰ってドアを開けたとたん、ぷ〜んと鼻をつく異臭・・・これはもしかして??
臭いなぁと入ってすぐ、部屋に異変が無いか探しました。すると、あったんですよ。やはり。
オレのウン○が。廊下の隅に。きゃー(~_~;)
すぐ片付けて掃除しましたけどね。
いままで粗相したことなんかなかったんで、すっかり安心してたんですが、甘かった。やっぱ、今度から私たちが出かけるときは、こいつも外に出さねば。もとはといえば、トイレも用意せずに閉じ込めてた私が悪いんだものね。オレを責められないのよ。とゆーか、オレにしてみれば、土がないので、どこでしたらいいかわからず、うろうろさがしまくったはず。部屋の中でなく、廊下の隅ってのは、私たちにとってもまぁまぁベストチョイスでしたね。
オレにはすまないことしたかも。催したものの、部屋から出るに出られず、我慢してたけどしきれなくなって、仕方なく廊下でしたのかも知れないし。私たちが掃除だなんだと慌てているので、オレも落ち着かずにうろちょろしてたし。あとで、悪かったね、オレ、ごめんごめん、と謝っておきました(~_~;) にしても、あんたのウン○、でかいねぇ。やっぱ食べさせ過ぎかも・・・
しかし、またまた臭い話ですみません(~_~;)

あと三ヶ月・・・

このところ、なんか急に暑いですが、気温は不安定なんですよねー、こっちは。暑いなぁと思ってると、急に寒くなったりしますから。それでなくても、スーパーなどでは冷房がんがんきいてますから、半袖着ていても、ちょっと羽織るものは必要です。

しかし、もうこの生活も、あと三ヶ月余り。早いなぁ。何が出来たかって言うと、うーん・・・なんだろう? 英語は相変わらず下手だしね(~_~;)
私はもうひらきなおってしまったというか、慣れてしまったというか、この生活がもう二、三年続くといわれてもOKですが、夫は駄目みたい。
「こっちにきてから、かつお節とか塩昆布とかの美味しさに目覚めたなぁ。やっぱ日本やで。人間って、生まれ育ったところを離れて暮らすのんは不幸ちゃうか」と。
「それって・・・ジーサンバーサンの言うこととちゃうのん?」と言っても、
「いや、やっぱり生まれたところで生きるんが一番いいねん」と。
そっかなぁ? 私はもともと根無し草体質なんで、ひとつの外国に永住するとなるとちょっと考えてしまうけれど、きままな放浪の旅とか、あちこちの異国での生活とかは好きなんですけどね。ただ、体調の問題で、この一年はあまりアクティヴになれなかったのが残念ですが。まぁ、薬のおかげか、この乾燥気候のおかげか、ぼちぼち良くなってきたので、これから三ヶ月、無理しない範囲でできることはしたいなぁと思います。

私はともかく、夫は研究が大詰め(?)になってきて、見ていると大変そうというか面白い。
夏までに論文仕上げて、あとは遊ぼうって計画なんですけど、どうなることやら。毎日、パソコンとにらめっこしてます。で、コーヒー入ったよ、とか持っていくと、突然がばっと振り向いて、
「○○を××(伏せ字じゃないですよ、専門用語なので私にはわからないだけ)したらええんとちゃうか? どう思う?」
そんなん知らんっちゅーの。
でも、「ええんちゃうか。やってみ、やってみ」とかエエカゲンなこと言ってます(~_~;)
時々、鬱状態になって「あー、僕って馬鹿やから。もーあかんわ」と泣きつかれると、
「馬鹿は馬鹿でもそれなりに生きていく道はあるんやから、心配せんでええ」と言って、慰める日々です(~o~)
もー少し上手い慰め方はないんかと言われてますが、私にしてみれば、プレッシャーかけたくないっていうか。妙に、「頑張って」って言うのは嫌なんですよ。「あなたがそんなこと言ってたら私たちはどうなるの? 弱気にならずに頑張ってよ」とか言われると、私が男なら嫌だろうと思うので。でも、男の人って、そう言われると頑張るものなのかな?
明日は明日の風が吹く、で、好きなことに邁進して欲しいと思います。セコイこと考えずにね。べつに生活に困ってるわけじゃなし。

生活に困っていればまた別だけど、そうでないなら、夫には数稼ぎみたいなセコイ論文書いて欲しくないですね。研究者としての理想を現実にするために頑張って欲しいと思います。それで駄目でもしょーがないじゃないですか。最低限、生存に不安のない生活ができるんなら、それでいいと私は思います。
そもそも研究者なんて、社会の上澄みのなかで生かしてもらっている立場なんですよ。それがセコイ自己保身に固まってしまってどうします? 世間様に申し訳ないじゃないですか。専門知識でもって、社会から優遇されているんだから、それを出来うる限り社会に還元する、つまり、社会的に見て、大局的にしても部分的にしても、とにかく人様の役に立つ研究をする、というのが大切だと思うんですよね。
もし夫が、「役にたつとかたたないとかいう俗っぽいことより、純粋に知識を得ることそのものの喜びを追い求めるのが真の研究者たる者だ」みたいな考えの人だったら、私はおそらく結婚しなかったですね。なんかそういうのって幼稚に思えるから。安手の新興宗教みたいで一歩間違うとコワイからです。

まー、とにかくあと三ヶ月。長いような、短いような、ですね。

オレの災難

ずっと以前、里子にもらわれていったタレが怪我したことは書きましたが、タレに続いて今回オレにも災難が。

だいたい、こいつはタレの後がまに居座ってしまったというか、もう「うちの猫」と化していて、私たちが朝起きてブラインドを開けてみると、必ずベランダに寝そべっている。で、ご飯をくれるのを待ってるんですが、今朝はなんだか様子が変。いつもは我が物顔で入ってくるのに、今日は元気がないというか、ドアを開けてやってもすぐには動こうとせず、のっそり座り込んだまま。「どうしたの」と声をかけて身体をさわろうとすると、すごく抵抗するんです。よくよく見たら、首のすぐ下の胸元にべったり血が!
まだ寝ていた夫をたたき起こし、怒って抵抗するオレを押えててもらって、その部分をよく見たら、なにしろ毛に隠れてよくわかりませんが、まだ真新しい傷があるようで、赤い血がついています。顔の、耳と目の間、こめかみの部分にも血のにじんだ引っ掻き傷が。
これはひょっとしてケンカの傷?
猫は雄どうし、雌やテリトリーを巡って激しいケンカをするものだそうですが、なんで去勢してるのにまだケンカするのかと思いますねぇ。それに、この界隈じゃ、こいつが一番でかそうで、他に目立った雄猫って見かけないのに?
わかりません。私も、ここらの猫をみんな把握してるわけじゃなし、たぶん、猫には猫の社会があるんでしょーね。夜中だけ猫を外にだしてる家も多いみたいだし。

ともかく、食欲はあるようですが、餌を食べるとやっぱりしんどそうに寝てしまいました。まぁ、だいたい昼間は寝たり起きたりごろごろしてるんですけど。でも、なんだか心配。オレ、おまえ、だいじょうぶ?
夫は、前にタレを病院に連れていったときのことを思い出して、これぐらいだったら、自然に治るんとちゃうか、病院に連れていくまでもないで、などと言ってますが。それにしても、夏場の怪我は治りにくいというし。幸い、タレに飲ませていた抗生物質の水薬がまだ二日分ぐらい残っていたので、シロウト考えですが、それを飲ませることにしました。とにかくばい菌が入ってひどく膿むことがなければ、傷は自然に治るものなんだから。二日ほど様子を見て、熱が出てきたり、食欲が落ちたりということになってくると、病院行きもやむなしと思いますが。

夫は、心配ぱかりしている私を過保護だと笑いますが、みんながみんな、あんたのような野生児じゃないんですからねぇ(~_~;) ほんと、この人なら、どんな劣悪な環境でも、お腹ひとつ壊さずにしぶとく生き延びていきそうな気がするんですけど、私はひ弱な文明人ですから。
やれやれ。
タレに続いて今度はオレ。
なんでオトコはこう暴力的で、ケンカばかりしたがるんでしょうねぇ・・・・

ルーティーンな日々

今日も今日とて暑いです(~_~;)

オレはとりあえず薬をのませていたら、怪我もかさぶた状態になってきていたのに、今朝見たら、また毛並みがめちゃくちゃになってて、せっかくのかさぶたもはがれて血が出ていて。あちこち泥もついてるし、どーしちゃったの?って感じ。ほんと、まぁたケンカ?
・・・もう薬ないんだからね。自力で治しなさい(-.-)
いったいどこのどいつとこんなにケンカばかりしてくるのかと思いますが、実はここらにもう一匹すばしこい猫がいるってわかったんですよ。灰色と白のブチみたいですが、夜しか見かけないのではっきりわからないんですよね。大きさはオレと同じくらいか少し小さめで、人に慣れてないので近寄ることができない。ある夜、十一時ごろかなぁ、オレがその猫とにらみ合ってるのを目撃したんで、もしかしたらそいつがケンカの相手かも。その同じ猫を以前の夜、すごい猛スピードで、くろが追い掛け回しているのを見ていますから、なんだろう、ここのテリトリーに侵入してきた新参者なのかしら?
しかし最近、オレよりもくろのほうが、たくましく見えます。出会った頃からすると少し大きくなったし、時には眼光鋭く、興奮すると気の強さが際立って、身体は小さくても迫力はあるというか、女だてらに極道な雰囲気を醸し出してるときあるんですよねぇ(~_~;) それにくらべりゃオレなんて可愛い可愛い。

痩せっぽっちのみけは最近すっかりなついてきて、時々餌をねだりにやってくるようになりました。それでもまだ少しの物音にもびくついてますけど、一応キッチンまで自分で来て、みゃーみゃー鳴いて「ご飯ちょうだい!」って、催促できるようになったんです。食べたら、床にごろんと寝転んでリラックスしたり。でも、こいつは、やっぱり臆病というか、頭が悪いというか・・・ありますねぇ、猫にも性格って。顔見ればなんとなくわかってくるところありますよ。養子に行ったタレも、みけも、もともとがおっとりして自己主張あまりしない猫なんです。というか、人間に対するコミュニケーション能力が育ってない。表情も、可愛いけれど目玉がガラス玉みたいで、「何考えてんのかわからん?」としばしば思います。ひきかえ、オレとかくろは、逆に「喋る猫」ですね。自己主張があって、いかにも自信にあふれた表情をしています。ツーカーというか、何をして欲しいのか、即座にわかるような「他者に対する表現能力の育った猫」なんです。当然、飼ってて面白いのは後者でしょうね。

さて、このところ、とくに変わったこともないですが、昨日は夫と、夫と共同研究しているマークさんという方と一緒に、ローレンス研のカフェテリアでランチを食べました。カフェテリアっていっても、わりと狭いですね。大学の食堂より狭いくらい。あんなに大きな敷地をもつ研究所なのに。まぁ、研究所自体、大手コンピュータソフト会社のビルよりみすぼらしく見えるくらいですから・・・(~_~;)
マークさんは気のいいアメリカ人って感じの人です。なんだかんだいって、英語がいつまでも上達しないので、夫は毎週火曜日にはマークさんと一緒にランチをするようにしたんだそうです。ちょっとでも話す機会をつくらなきゃってね。
これから私も、ときどきお邪魔したいと思います。
しかし、英語、上手くなりませんねぇ(~_~;)
マークさんと話していて、何かの話題で「シンデレラ」という単語が出てきたんですよ、あの童話のシンデレラ。それが、何度聞いてもぜんぜんわかんなかった。説明されて初めて、ああ、シンデレラのこと?って。発音聞いてると、私の耳には「スンドレーラー」って聞こえる・・・(~_~;)
ここんとこ毎日、ちょっとは勉強になるかと思って、夫と二人、夜十時からテレビで「スタートレック」見てるんですよ。まぁ、面白いし聴覚障害の方のための英語字幕もあるんで、ほんとにおおまかな筋はだいたいわかります。スタートレックといっても、いろいろあるみたいですが、私たちが見てるのは「ボイジャー」。みてるうちにハマッてしまって、だんだん楽しみに。なんといっても、キャプテン・ジェーンウェイがかっこいいし、セブンはセクシーだし。パリスはもうすぐハゲる体質だって夫は言うんですが、まぁまぁの色男。キムもアジア系でいいしね。それに、毎度展開する荒唐無稽な筋にも慣れたし? ほんと、アメリカじゃなきゃこんな番組、ここまではやらないんじゃないかしら?
ということで、そろそろお昼ご飯つくらなきゃ。何事もないルーティーンな日々です。

帰国モード

日本を発ってはや八ヶ月、ここの暮らしも、もうたいていのことには慣れました。
って、慣れたころには帰らなきゃならないんですよねー。
あと三ヶ月をきったんで、ほんと、アタマはそろそろ帰国モードに入ってます。
車はいくらでどうやって売ろうかとか、買い物するときは、それを日本に持って帰れるかどうか考えながら買うとか。夫は、帰国までの日数をカレンダーに書き込み、いちいち×をつけていっては喜んでます。そんなに嫌かねぇ、ここの生活(~_~;)?
家具がレンタルなので、それはすごく楽でしたね。売ることを気にしなくてもいいし。車を除けば、いちおう大きなものっていえば、テレビとか電子レンジ、自転車ぐらい、あとはこまごまとしたお皿などのキッチン用品、いらない洋服をどうするかですね。
たぶん、人にあげるとかスリフトショップに持っていくとかすると思うんですけど。

夫は研究のほうがなかなか進まなくて、焦るというか、気が立っています。別に怒りっぽくなるとかそんなんじゃなくて、どうなるかというと、夜眠れないので昼夜逆転生活。まぁ、そのほうが、私に邪魔されなくていいってこともあるんじゃないかと思いますけど? どうしても、人がいると気が散るじゃないですか。
それに、何かするとなったら私はわき目もふらずに短期集中派ですが、夫はどうやらダラダラ派。仕事してんのかなぁーとこっそり見に行けば、ヤフーのしょーもない掲示板読んでたり。ちょっと集中してはダラダラ息抜きしてる。時間かけてても、「ながら勉強」じゃないけれど、そんな感じですね(~_~;) これで論文の数が少ない理由がよーくわかりましたよ。こんなんで、間に合うんかいな。夏にはアメリカ横断ぐらいしてみたい、とか言ってんのにね。

ほんとに帰国したら、ちょっと浦島太郎状態になっちゃうんじゃないかと思います。
今でももはやそうですけど。あまりニュースとか見てないこともあるし、なんかもうそれより生活実感的に、こっちのものとかシステムに慣れちゃったんで、日本でまた買い物とか行ったら違和感ありそうですね。え〜っ、ジャムの瓶ってこんなに小さいのぉ、とかね(~_~;) なんでこんなに車がみんなぴかぴかしてるんだろ、とか。
ほーんと、こっちのぼろ車にはびっくりさせられますもん。よくこんな古いのが動いてるね、とか、なんでこんな傷だらけのぼこぼこで走ってるの、とか思いますもんね。ここでは雨があまり降らないから、それでも錆びないんでしょう。
うちのカムリもキタナイですよー。ほこりまみれでどろどろ。今度いっぺん洗わなきゃ。
こちらでは、子供の小遣い稼ぎとして、日曜など、よく道路に面した洗車スペースで洗車のバイトやってるんですよ。いくらだかわかりませんが、中学生くらいの子たちが何人かで(たぶん親も後ろについてるんだと思いますが)、道路際で「WASH!」と叫んでます。あの子たちにやってもらおうかしら。あの光景もアメリカ的だものね。

フレグランス・フィーバー

いま、オレは目の前で寝ているし、くろはベッドルームのベッドのしたで寝ているし、みけまでが、何が気に入ったのかベランダに放置してあるダンボール箱のなかで丸まっています。
ここは猫屋敷か(~_~;)?
日本のマンションだったら、こんなに猫あつめるなんてとんでもないことだけど、ここでは許されるような感じがするので不思議ですね。ほんと、なんていうか、野良猫と人間がうまく共存してるのかも。これがサンフランシスコのど真ん中だと、環境的には完全に室内で飼うしか許されないと思います。そう考えたら、田舎には田舎の良さってありますね。いや、田舎とまではいかない、郊外ってところかしら。とにかく、のんびりしてて、はじめは冴えないと思ったリバモア暮らしも、これはこれでなかなかいい選択だったかも。

ところで、私のほうは少しずつ元気を取り戻して、ショッピングや外食を楽しんだりもできるようになりました。まだクスリは手放せませんが。
最近またフレグランスに凝ってます。もともと好きだったんだけど、身体を悪くすると、そういう香りとかおしゃれとかにも関心もてないじゃないですか。で、去年の夏からはずっと家でグテ〜ダラ〜っとしてましたが、ここんとこよく夫と二人でショッピングに行ったりもするので、買い物の楽しさを再発見。好きなフレグランスが安いこともあって、アウトレットショップやネット通販でよくフレグランスを買ってます。帰国モードに入ってるんで、「帰国したら、もうこんな安さでは買えない! 日本未発売物も、このチャンスにゲット!」などというセコイ意識で買い物してるんですよね(~_~;)
夫は全然キョーミなし!なので、私があれこれ買っているのを見て「まだ買うんか? これほんとに使い切れんの?」と呆れてますが、いいじゃないですか、ねぇ、並べて飾ってうっとりして、ときどきシュッするだけで幸せなキモチになれるんなら、香水なんて安い買い物だと思いません?

買ったなかでのお気に入りは、イーストハンプトンの「フローレ」、フローリスの「ガーデニア」、パヒューマーズワークショップの「ティーローズ・ジャスミン」ですね。
「フローレ」はスィートピー主体のやさしさと華やかさを兼ね備えた香り(これは夫にも好評)、「ガーデニア」はくちなし主体の控えめな香り、「ティーローズ・ジャスミン」はもう生きたジャスミンそのものの甘い香りがします。
私としては、柑橘類のきいたサワヤカな香りはいまいち好きになれないし、ムスクなどのきいたセクシー系も×、ベースにふわ〜っと甘さのある花の香りが好きなんですよ。はっきりフローラルってわかる香り。バニラが混ざっててもいいですね。くんくんしてるとなぜか元気になれます。これって、アロマテラピー効果かも?

フレグランスを買うのに、日本ではまだしたことなかったネット通販を、こちらで利用してみました。まだ四軒ほどですが、まぁ善し悪しはそれぞれの会社でありますね。ストック切れなのに対応がいいかげんなので、腹が立ってオーダーをキャンセルしてしまった会社もあるし、小額の買い物なのに迅速なサービスで、そのうえ立派なオマケまでついてきて感激したところもあるし。私もネット通販なんて信用できるのかなと思ってましたが、これからますます普及してくるんじゃないでしょうか。なんといっても、簡単便利ですもんね。普通のカタログ通販みたいに、注文書送ったり、電話かけたりしないでいいし、それに、オーダーした後のことをメールでフォローできるのもいいですね。時間気にしなくていいし。込まないし。早いし。特に、こちらでは英会話が苦手なぶん、読み書きで確認できるメールはありがたいです。いや〜、困ったときのメール頼み。口では言えない英語の苦情も、メールでならビシバシ言えるってなもんです。

あー、この前オーダーしたゲランのアクア・アレゴリア、早く届かないかなぁ〜♪
この、待ってる時間も通販の楽しみね(^^)

いろいろなことが <其の五>

日にちがたつのは早いものですねー。なんだかんだしてるうちに更新が一週間滞ってしまいました。この間いろいろあったんですよ。といっても、日本も大変みたいですね。なんですか、牛乳で食中毒?しかも、一万人を超えるという規模。すごいですねぇ。うちも、しょっちゅう飲んでましたよ、低脂肪乳。だから、もし大阪にいたら確実にやられてたんじゃないかしら? まー、ゾウが踏んでも壊れないって感じの夫はともかく、ひ弱な文明人の私はね。それを考えると恐ろしいやら、我が身の幸運に感謝するやら。みなさんは、だいじょうぶでしょうか? 食中毒の多発する季節ですから、牛乳の件は不可抗力としても、日常生活で用心するにこしたことはないですね。

さて、先週初めには、夫の友人がリバモアに来て二泊しました。
お酒やチーズにうるさく、グルメな方ということで、おもてなしするのをじつは恐れおののいていた私。一日めの夜は中華をテイクアウトし、二日目の夜はプレザントンのこぎれいな地中海料理店で食べ、主婦失格という夫の声を尻目に、なんとかしのいでました(~_~;)
まぁまぁ、ご満足いただけたと思います。
べつに私がとくべつ料理下手だってんじゃないんですよ。ただ、和食や中華が好きなんで、プロバンス風なんちゃらのソテーとか、牛肉となんちゃらの○○風煮込みとか、そういうこじゃれなものをお出しできないってだけで。それに、ここでは、鍋とか調理器具も限られてますんでね。と、一応言い訳(~_~;)

七月四日は独立記念日。火曜日が休みになったもので、月曜に休暇を取って土曜からの四連休にした人も多いと思います。車で走れば街はガラガラだけど、ナパバレーに行ったらさすがに混んでましたね。NAPA VALLEYというのは、サンフランシスコから車で一時間ほど北のほうに行った盆地で、有名なワインの産地。いくつものワイナリーが軒を並べている感じです。ここリバモアも一応ワイン畑やワイナリーがあって、空港での土産物店でもちゃんと売られているんですよ。まぁでも、規模というか、さすがに老舗との違いはありますね。有名どころのワイナリーに行って、ちょっぴり試飲させてもらったり。といっても、私も夫も、あんまりワインのことわかんないんですけど(~_~;) 私個人としては、甘口の白が好きですね。デザートワインみたいなのも。ブタペストで飲んだトカイ・アズー、もういっぺん飲んでみたいです。でも、百貨店ではトカイの高級品はおいてなくて、しかも、値段は倍以上。とても買う気になりません(T_T)
ナパからの帰りに道沿いで事故をみかけましたが、きっと大多数の運転者は、ワイナリーで試飲してほろ酔い加減で運転してるんだから、さもありなん、ですよね(~_~;)

ボストンや東海岸では独立記念日も派手な催しがあったんでしょうが、こちらでは地味なもんです。夫が一緒に研究をしているマークさんという方が、家でバーベキューをするので来ないかと誘ってくれたので、お邪魔しにあがりました。
普通のアメリカ人家庭ですが、奥さんがメキシコ系ということで、子供たちは家の中でスペイン語と英語をちゃんぽんに話してます。家自体ですが、間取りとかはそんなに広い〜って感じはないですね。これはほんと意外なんですが。アメリカでもいろいろあるし、カリフォルニアの物価が異常なのかもしれませんが、丘の上の豪邸は別として、普通のお家ってそんなに広くないです。日本でも、ちょっと田舎に行けば、もっと広い間取りで住んでいるだろうって感じ。バスルームといい、家具といい、アメリカ人の大きさに比べたら、そんなに広いとか大きいとは言えませんね。確かに、庭とかはじゅうぶん広いし、そこに子供が遊ぶための滑り台やらプールやら置いて、なおかつバーベキューできるだけの広さがあるんですけど、家の間取り自体は日本とあまり変わらない感じです。

その日のバーベキューは、いわゆる焼き肉みたいなものではなくて、ハンバーグやウィンナーを焼き、それをパンで挟んでハンバーガーやホットドッグにして食すというものでした。あと、食卓にはサラダやポテトフライが用意されてました。奥さん手作りのフレッシュなアボカド・ディップもあって、デザートにはネクタリンのパイみたいなものも出て、わりと美味しかったですよ。
それを食べると、車でゴルフ場へと花火を見に行きました。
ゴルフ場近くのスーパーの駐車場に車を止めてから、マークさんいわく「歩いて十分ぐらい」のはずが、延々と歩かされて、けっきょく二、三十分歩いたと思います。アメリカ人って(中国人もそうだけど)時間に対する概念が違うのよね〜。「OK, 一週間でできるよ」と言えば、それは二週間ぐらいかかると思って間違いない。車の修理だって、「お昼までにはできるから」と言えば、結局その翌日の夕方までかかる、そんなの当たり前の世界。
まぁ、時には忍耐、時には体力勝負ですよ。
花火は、キレイでしたがけっこうすぐに終わってしまいました。帰りは車のラッシュにひっかかって疲れましたね。インディペンデンス・ディ。もちろんUFOなんか見ませんでした(~_~;)
マークさんに、映画のインディペンデンス・ディのことを聞けば、「あれは子供向けの娯楽映画」と言ってました。やっぱ、マジで見るようなもんじゃあないのよね。

アメリカンスタンダード

ここ最近、くろの姿を見かけません。
オレはずっと来てて、もう「うちのネコ」と化しちゃってるんですけど。こいつは、外に出たがらない不精猫で、餌食べてる以外は、日がな一日じゅうごろごろ寝てます。みけもちょくちょくやって来て、あまり食べないんだけど、ひとしきり遊んでいきます。でも、くろにはもう一週間以上もご無沙汰。どうしちゃったのかと心配です。こんなこと今までなかったのに。
誰かかまってくれる人がいるようだったから、もう家猫にされてしまったのか、それとも、今、アメリカではちょうど学校の年度変わりで引っ越しのシーズンですから、誰かがくろを連れて引っ越しちゃったのか・・・
ブチのときも、いきなり失踪しちゃったから、くろともこれでお別れなのかしら?
わかりませんが、きっと別れは突然にやってくるもんなんですよ。
だって動物は口がきけないし、誰かのペットなら、親しい友達にさよならの一言もいえずに連れて行かれるものですもんね。オレとみけは仲良しですが、くろとごろごろ転がりまわってじゃれあうときのような「イキの良さ」はみけにはないので、オレも心なしかちょっと寂しそう。
考えてみればオレ、おまえともあと二ヶ月ちょっとでお別れなんだよ。
私たちがいなくなったら、ご飯や寝場所はどうする?
正体の知れない猫を可愛がるはいいけど、罪作りなことです。まぁ、こいつには一時首輪までつけてくれてた人がいたんだし、私たちがいなくなったら、そこへ帰って行くんだと思いますが。

ここんとこ、ランチタイムにはローレンス研のカフェテリアにちょくちょく出没したりしてます。
マークさんと一緒に食べたり、ジムさんを紹介してくれたレネさんという方がいるんですが、彼女と一緒に食べたり。もっと早くからこういう交流をしていれば良かったんでしょうが、ぼつぼつ外食できるようになったのが、今年の春ごろからなんで・・・ちょっと残念です。
でも、ほんと、アメリカって広いというか、スタンダードがありませんね。
ジムさんにもレネさんにも「どういう人たちがアメリカのスタンダードだと言えるか」って聞いたんだけど、彼らいわく「スタンダードなアメリカ人というのは存在しない」って。
まぁ、しいていえば、ここはWASPの国なんでしょうけど、現実にはいろいろな人種や宗教、それに伴う様々な暮らし方があって、どれがアメリカンスタンダードだとも言い難い状況があるんですね。英語だって、みんながみんな話してるとは限らないし。ちょっとひらけたショッピングモールに行くと、スペイン語、中国語、いろんな言葉とすれ違います。だから、私たちが日本語はなしてたって、誰も気に留めないし、おかしくもなんともない。
まぁ、中部ではもっと人々がのんびりしているし、南部のほうに行けば、ちょっと人種的偏見がきついとか、東海岸より西海岸のほうがよりラフでカジュアルだとかいう傾向はあるというんですけどね。で、このあたりではどういった人がスタンダードですか、といえば、レネさんいわく、「あなたたちなんかがちょうどそうじゃない?」と。
ここらはシリコンバレーに近くてコンピュータ産業が盛んだから、アジア、とくに台湾あたりからやってくる人が多いんですよ。だから、そういうハイテク関連のバックボーンがあるアジア人というのは、ここらへんではよく見かける普通の人たちってことに。いわれてみれば、そういうことなのかなと思いますね。

「あたしたちって普通ね」というのがないのは、いいことなのか、どうなのか。
日本人には一億総中流意識というか、「普通の生活」意識がまだあると思うんですが、どうなんでしょうね、そんなのもう破壊されちゃったのかしら。
でも、若い学生さんとかやっぱりみんな同じような格好して、流行ものが好きですよね。
「みんなやってるから」っていうのは、まだまだ意識として根強くあると思います。そういうのが心のよりどころになるんだろうし、まったくスタンダードがなくて、ほんとに「自分の好きなようにしな」と言われたら、かえってとまどってしまうんじゃないかしら。

さて、うちの夫は科学者のはしくれ。
私がなにかいうと、「あんたは二、三の例だけを見てすぐに一般化したがる。世の中にはもっといろんなケースや意見があるやろ」といいますが、その夫のほうが私よりもこのアメリカの多様さに馴染めず、いまさらながらに「やっぱ日本がいい〜」と言っているのはちょっと意外なことです。私は彼のほうが「多様なアメリカ」にとけこめると思ってましたけどね。
科学者は定理に厳密な証明を求めるので、なんの証拠もなく何かをひとくくりにいわれるのをひどく嫌います。たとえば「理系男は女心がわからない」とかね(~_~;) こういう決め付けた言い方が大嫌いです。「理系、理系ってな、あんた、理系だっていろいろあるんや!」って夫も叫びます。でもねぇ、そーゆー「いろいろあるやろ」がおきまりのセリフの科学者でも、現実の多様な実生活をどう感じるかは、それこそ人それぞれなんですねぇ(^^)


14を読むBACK