曲がり角

05/01/06

なんかね、いまいろんな課題・問題に直面していて、それをクリアしないと前に進めない状況なんです。
まあ、当然このサイトについてなんですが、そこに私生活の変化がからんできて・・・
えーと・・・そうですねぇ、何からお話すればいいのか・・・あー・・・

♪何から伝えればいいのか わからないまま時はながれて
  浮かんでは 消えてゆく ありふれた言葉だけ〜(BGM「ラブストーリーは突然に」)

って茶化してる場合じゃないんですよ。ほんと。
そう、まず私生活からですが、現実的に大きな環境の変化として、引越しがあります。
しかも、国内でなくてアメリカへ。夫の仕事の都合で、太平洋をこえ、アリゾナ州にお引越しです。
夫のポストが決まって、三月から向こうの大学でサラリーをもらうそうですから、
二月中にはこれをやり遂げないと。もちろん、オコタンも連れていきますよ、準家族ですからね。

今回はリバモアのときと違って、はっきりと期間が決まってません。予定としては五年ぐらい住む覚悟。
それも一応、夫の目論見どおりに最短コースで物事が進んだと想定しての話。
五年たったから帰国できるという保証は何もないんですよね。
アリゾナからほかの州に移ることも考えられるし、アメリカからイギリスとかドイツに引っ越す可能性も、
ないではないし。いやぁ、もはや「賭け」なんですよ、そのあたり。私なんか、

♪もうこれで 帰れない さすらいの 旅路だけ
  この阪大のポスト 去ったあとでは〜(元歌「今日もどこかでデビルマン」)

って心境ですよ。
いやほんと、茶化しちゃ駄目なんですけどね、アメリカ行きを去年の初夏に検討し始めたときから、
そのフレーズが頭ぐるぐる回ってます。

で、それがこのサイトに何の関係?
んー、ないと言えばないかもしれないし、あると言えばあるんです。
今は、アサヒネットなんですけど、ちょっと使い勝手が悪いし、これも引越しと同時に辞めて、
このサイトもどこかのレンタルサーバーへ引越すかもしれません。
できたらややこしいことしたくないんですけどね、だってほら、ここまで続けてきたわけだし、
リンクはってくれてる人もいるし、メールアドレスかえるのもアレだし・・・
いろいろメリットデメリットあって、いろいろ自分の気持ちや構想もあって、考え始めると、もう、
ああどうしましょうって状態。
いま検討しているブログ導入も、もひとつブログという形式に納得できないというか、
どうなのかなぁって感じだし。

しかし、なんでそこまでこんな零細サイトにこだわるのか?
それはもちろん自分がつくって続けてきたから愛着があるとも言えるし、
書くことによって、自分の気持ちを整理したり、何か意見を言うとリアクションがあったり、
まあ、要するに自分が面白いからやってるだけなんですけどね、それでもここにきて、
「聞いて!」のコンテンツを大幅に見直そうと思っているんです。
ちょっと私的なことを書きすぎたというか、いや、私ひとりのことならどうでもいいけれど、
周りの、夫のことなんかもネタにしてますからね、そのうえ名前はださないけれど実在の人物で、
読む人が読めば特定できる、という方々について書くこともしばしばあったし。
これはもうやめようと。

♪もしも他の誰かを 知らずに傷つけても
  ぜったい譲れない 夢が僕にはあるよ(BGM「どんなときも。」)

確固たる信念に基づいて意見をのべているわけじゃなくて、ネタにしてる場合ですね、
それはもうやめておこうということです。
日々の生活のなかで、純粋に自分が思うことだけ書こうと。
とはいえ、どうしても、夫や他人とのかかわりのなかで見ること考えることも書きたいわけですが、
芸能人やら政治家やら、公に活動拠点を置いている人の作品や言動などに触れるのとは違うし、
どうしても、そのへんの線引きはしないと、ときには人に嫌われたり恨まれたりもしますから。
デュラスの「愛人(ラマン)」の一節ふうに言うと、

思えば私のサイトは、とても早く、手の打ちようがなくなってしまった。
結婚したとき、もう手のうちようがなかった。結婚後の五年のあいだに、
わたしのサイトは予想もしなかった方向に向かってしまった。


まず「理系の男たち」についての文章をいくつか書いたことですね、あれで、変わってしまった。
書いたことに後悔はぜんぜんしてないけれども、気を悪くした人たちもいたことは確かです。
「こういうヤツか」、と何かしらの(必ずしも良くはない)心証をもたれてしまう結果にもなった、
リアルで会う可能性のある見知らぬ人たちに。
それはまずかったのかもしれない、そう思います。
回りまわって後の結婚生活に影を落とすこともありましたからね。

まあ、夫とは感性が違うので喧嘩という名の話し合いもよくしましたが、結論がでないことも多く、
誰が正しいとか間違いだとかじゃなくて、生き方、思想信条の問題ですれ違うことについては、
もうお互いアンタッチャブルでいこう、と。私はそう思うんです。
その部分だけ他人になる。醒めて、距離をおく。
なまじ夫婦だとか家族だとか力むから、「わかりあわなきゃ!」と悲壮なまでに頑固になる。
もともと他人なんだし、正誤の問題でなく、生き方そのもののすれ違いについては、もう触れない。
他人が何かするような気持ちで眺めている。それが財産とか生命にかかわることならいざ知らず、
家庭が崩壊するほどの大袈裟なすれ違いでなければ、ただアンタッチャブルなこととしておく。
これからは、私自身の世界をもちたいし、もとからもっていたはずのものをまた取り戻したいです。
珍しいもの見たさで、夫の世界にあれこれ深入りしすぎました。まわれ、右!
私には私の世界がある。はず。
それは、底の浅い、つまらない世界かもしれないけれど、とりあえずそこから新しく広げていくしかないし。

ときどき、何もかもリセットしたいと思います。
こんなケチのついたサイトなんか閉めちゃって、新しいハンドル名で新しいサイトをつくる。
誰にもわからないように。
「今日は寒いのでシチューにしようと思って買い物に行くと、ご近所の奥さんがレジをしていて、
少し話し込んでいました。子供が風邪で寝込むと大変だそうですね(>_<) 私には子供がいないから、
そのつらさの百分の一もわからないかもしれないけれど。みなさんも身体には気をつけて(*^o^*)丿」
みたいな。のほほん、ほのぼのとした主婦っぽいサイト。
壁紙やアイコンは、ほんわかした可愛いカントリー調でそろえてあって・・・
うん、私には面白く書けなくて、やっぱりすぐにやめちゃうでしょうね。

けど、こんな奥さんと結婚していたら、夫の人生どうなってるんだろう、とは、たまに考えてみます。
・・・子供が二人できて狭くなった大学そばの官舎に帰ると、もう賑やかを通り越してうるさくて、
でもシチューはよく煮込んであってあったかくて。
夫の大好きな脂っこい食べ物も、必ず食卓に並んでいて。
「見てー、××屋で売ってるカニクリームコロッケ、高いけど買っちゃったぁ。好きだって言ってたじゃない?
ほら、アツアツの揚げたて。このトロトロの中身がたまらなく美味しいのよねぇ!ムフー、しあわせー。
ダイエット?明日からやる〜、これ食べてから。でも、ほんとのとこ、マズイもの食べて長生きしても
味気ないじゃない、○○のケーキとか△△のピザとかさぁ、美味しいもの一杯食べて死ぬんだったら、
それもいい人生なんじゃないかなって思うんだけどなぁ〜。あっヤダ、◎子、お茶こぼさないでよ!
も〜、この子ったらぁ〜、コップはちゃんと両方のお手々で持つの!」
・・・こういうのはこういうのでよかったのかも。
っていうか、そのほうが彼にとっちゃ幸せだったんじゃない?とか?
今が不幸だという意味では必ずしもないけれど。いや、しらない、しらない。
夫の幸せは、夫にしかわからない。

ああ、もう耐えられない!
このなんともいえない閉塞感!
風穴をあけろ、窒息するまえに!
そうでなきゃ、ぜんぶりセット、ぜんぶぜんぶりセットだー!壊せ壊せ、ぶち壊せ!
ハンマーもってこい!ドリルも、でかいヤツ!ブルドーザーで一気にぶち壊せ!
いままで積み上げてきたものすべて。
汗で粘つく指が痺れても、ぜんぶ、ぜんぶ、ぜんぶ、ぶち壊せ!!!
「何かが行き詰まった、もうこれ以上進めない」・・・心底そう思うと、ほどなく方向転換への道筋が現れる。
そんなもんですよ、崖っぷちギリギリを歩いていると、それがわかる。余裕がある間は、わからない。
アメリカ行きは、夫の決断でもあるけれど、私のために運命が伸ばしてくれた手でもある。
当然のように私はその手を握り締める。笑いながら。
不遜に、悲愴に、でも、その底には安堵感もにじませて。
そう、どこかでこうなることがわかっていた、そんな感じさえ。
これを待っていた、長いこと、これを待っていた、そんな感覚を楽しみながら。
そうして、私は翼のついたサンダルを手に入れる。きっと、再び。

・・・ということで、なんか曲がり角なんですよ。
誰が悪いとかじゃありません、しいていえば、自分が悪い。
誰に悪いとかじゃありませんよ、しいていえば、自分に対する怠慢。
もとの場所に引っ込むわけではなくて、原点に帰ってから新しく積み上げよう、そんな感じです。
どうしたらさほど多大な労力をかけることなく、自分に満足のいくような結果になるか・・・
その方向性をちょっと考えてみたいと思います。


05/01/07

昨日書いた文章を見直してみたら、メチャクチャですねぇ。
感情とか思考とか、あちこち飛びすぎ、不安定。PMSかしら?
でもほんとにわからないんですよね、どうしたらいいか。
さっきも、どーしよーかなぁと思って、グーグルで「まりねこ文芸館」を検索してみたら、
まともなリンクをはってくれているサイトに混じって、2ちゃんねるとかにマルチポストされた
過去ログなんかも残ってる。なんか、けっこうしつこくマルチポストされましたからね。
こうして改めて検索してみたら、2ちゃんねるだけじゃなくて、どこか知らない匿名掲示板とかにも。
こんなのが残ってるって、嫌ですよねぇー。

なんでこんな被害にあったのかな?
たぶん、この犯人は、「もてない系」の話か「理系男」についての話に反応してると思うんです。
おさまったなぁと思ってたら、「ルサンチマン」なんていう「もてない男の悲哀漫画」の感想なんか書くと、
速攻で漫画板に貼られましたからね。ああ、まだ見てんのか、と思いましたが。
そんなに私の書くことが気に障るんなら、もう見なければいいのに。
私だったら見ないし、見たとしても、マルチポストのいやがらせなんて、思いつかないなぁ。
そんなことしても何にもならないもん。
私程度のこと書いてる人ならたくさんいるし、
「なっ、なっ、こいつ、まりねこって、ひどいヤツだろ?」
って、不特定多数の顔も知らないネット上の人たちに呼びかけても、まともにとりあってもらえない。
軽くスルーされるだけだもの。よっぽど私の文章が過激であるか、とにかく人々の想像以上に
はみ出してなかったら、いいとこ何人かが見にくるだけで、祭りになんかならない。
まぁ、あとは自分でスレを荒らすだけでしょ。それって虚しくないのかと。

たぶん、この人は、間接的にか直接に私を知っている人だと思いますね。でないと、ここまで粘着するって
信じられない。他人の文章見てむかついただけで、何回もスレ立てして煽りレス入れて・・・
こっちはそのスレにレスしないし、放置してるのわかってて、ねぇ?
知ってるというか、何かしらどこかでつながりのある人間だから、そこまで粘着に自分ひとりの私怨で、
時間とエネルギー使えるんだと思いますよ。まったく顔も知らない人間にそこまでストーキングする?
わかってみたら、すっごく意外な人だったりして。
夫の知り合いとか、教え子とか、そんな関係かもしれませんね。
いや、もうどうでもいいんですが。

やっぱ、サーバー移転しようかなぁ・・・
ちょっとお金払えば、今のアサヒネットよりも結構いろいろつかえるところあるし。
サイトのデザインどころかタイトルや自分のハンドル名もかえちゃって、ほんとのほんとに新しくして。
ちゃんとしたリンクはってくれてるサイトの管理人さんとか、ぜったいマルチポストなんかしてないと
信じられる親兄弟・友人だけにアドレス知らせて。
検索エンジンにのせるのがちょっと面倒だけど。
いままでどれくらいの人が見てくれてたのかなぁ。
引越し先は、やっぱり告知したほうがいいんだろうけど、マルチポスト野郎(男に決まってる)が、
またストーカーしてきたら嫌だなぁ。
どうせたいした人数も見てないんだろうけど、だからこそ、いままでつきあってくれた貴重な読者様を
煙に巻いて行方知れずになるなんてことはしたくないし。
はーあ。
どうしたものか。って悩むほどのことでもないのかもしれないけど。
んー。ま、もうちょっと考えてみよ。


05/01/11

ブログなるものを調べ始め、どうにも埒があかずに「やってみるしかない」と、発作的につくった
三つのマイブログ。あれから約一週間が経過しました。
全然マメに投稿してないので、どうともいえないのですが、使い心地の点では一長一短あって、
どれでも似たようなものですね、ただ、ライブドアのは、いったんライブドアのページへ行って
そこからログインしなきゃ新規に投稿できないので、それは面倒です。アクセス数もわからない。
グーとエキサイトについては、なぜかグーのほうがはっきりとアクセスが多いです。
それはもう全然違いますね。
おんなじ文章を投稿してるので、デザインが違う以外は、まったく同じブログなんですが。
ただ、エキサイトは、この「まりねこ文芸館」へのリンクをはってないというだけ。
それがそんなに関係するとは思えないし、ブログをサーチする人にとって、グーのほうが、
新規投稿を探しやすいとか、そういうシステムになってるんじゃないかと・・・
よくわかりませんが。

goo; http://blog.goo.ne.jp/marineko2005/

excite; http://marivoice.exblog.jp/

livedoor; http://blog.livedoor.jp/marineko2005/

もうちょっとやってみたら、これらは全て、削除しようと思います。
やっぱりブログは、私のニーズに合ってないかも。
手軽に始められるけれど、自分で見た目をデザインすることや、内容すべての管理のことを考えたら、
こういうサイト形式のほうがずっといい。

要するに、何を重視して、何を面倒だと思うか?ですね。
自分の書いたものや写真などを、手間をかけずにみんなに見てもらいたい、トラックバックやコメントで、
ブロガー同士、知らない人たちとコミュニケーションもしてみたい、というのなら、
ブログという形式は、向いているのかもしれない。
あるひとつの記事にたいしてコメントするのとか、ラクですもんね。
でも、私がネット上でしたいと思ってることはそうじゃないもんなぁ・・・
もうちょっとひっそりと、というか、会員制サークルみたいな感じ、気心知れた雰囲気で、
楽しく面白く続けられたらいいなぁというか・・・
いや、固定客ばかりで内輪うけしてるようなのは嫌なんですが、もっとこう、開かれたものでありつつ、
節度は保ちたいというか。窓はあけておくけれど、網戸はそのまま、みたいな。
ええと。何言ってるか、自分でもわかんないんですが。
どうせアメリカ行くし、このサイトのほうは、しばらくはこのままですけど、
いずれ、新規に契約するプロバイダーでスペース借りるか、どこかの有料サーバーと契約するか、
どっちかにすると思います。実際に引っ越すのは、まだ当面、さきの話ですけどね。
まずはアメリカに行って、生活を立ち上げてからの話ですよ。
まあ、実生活がガラリと変わるんだし、それに比べれば、サイトやメールのアドレスが
変わってしまうのが残念だなんて些細なことです。

これからの未来、どうなっていくのかなぁ・・・
考えたら心配なことはいろいろ出てきますが、このままここにいるよりも、私としてはアメリカで
生活してみたい気持ちのほうが大きいです。
なんか、何も変わらない、膠着状態の日々が過ぎていくのを見送るだけなのは、嫌なんですよね。
ここらでひとつパッとした変化が欲しい。人生のスパイスってやつ。

♪人生をフルコースで 深く味わうための
  いくつものスパイスが 誰もに用意されていて
   時には 苦かったり 渋く思うこともあるだろう(BGM「Hero」)

スパイスだから甘くはないんですよ、でも、それはフルコースには、なくてはならないものですね。
お金のためでもない、いわゆる野心のためでもない、この自分のかけがえのない人生、
それを「フルコースで生きる」ため、そういう思いです。
アメリカで起こることをチャンス、いまの閉塞感を打ち破るチャンスに変えたい。
自分で着てしまっていた鎧を脱ぐチャンス、自分で縛ってしまっていた柔軟な心を解放するチャンス、
いつか、ぜったいにある。だから、その日を待っている。
なんの根拠もないけれど、私のなかのどこかでキャッチしているから、まだ微弱なその振動を・・・


05/01/19

やっぱりアサヒネットではどうにもこうにも海外に出ると使えないとわかって、レンタルサーバーを探しているんですが、ちょっと調べてみて、とりあえず安いしそこそこ信頼できそうなので、ステップサーバーにミラーサイト作ってみました。こことまったく同じものです。カウンターだけ違うけれど。
昨日はそれをするのでなんだかんだ時間をとられてしまいました。といっても、たいしたことじゃないですが。

まりねこ文芸館(ミラーサイト)

どうでしょうね、お暇な方は、ちょっと試しに見てください。なんか絵とかカウンターが表示されるのが遅いような気がするんですけど。そうでもないでしょうか?こんな感じですか?
今は仮契約の試用期間(十日間)なんですが、もし使い心地がよかったら、ここで本契約しようと思うんですけど。

しかし、このステップサーバーって、ロリポップ(「ナウでヤングなオンナノコのためのサーバー」とか宣伝してるトコ)のパクリですよね。サイトの感じがあまりにも似すぎてて、その無邪気なまでのパクリぶりが笑えます。
値段はまあ同じくらいなんだけど、多少、使い勝手が違う。
やっぱりロリポップのほうが、なんだかんだいっても、女の子向けで、私のような「タグって何?」みたいな人にも易しくできてます。かゆいところに手が届くような親切サービスだけど、そのぶんカスタマイズはそれなり。
知識がある人にはべつに必要ではないかもしれませんね。
私なんか、ステップサーバーのカウンターつけるのに、どれだけ苦労したか。しまいに諦めて、夫に手伝ってもらいましたけどね、これさー、ワンステップCGIとか言ってるけど、何がワンステップやねん!って感じ。しかも反応遅いし。めちゃイラつきましたよ。そのかわり、

HTMLタグとFTPの使い方がわかる方なら、自由自在にオリジナルデザインスキンを作成できます。
かえるのはHTMLファイルだけなので、CGIの知識がゼロでも大丈夫。

って書いてあるのはほんとらしいんですけど、こっちはわからんねんって、そんなこと言われても
掲示板にしても、カウンターにしても、そんなに凝るつもりないし、パッパとつけられるほうがいいんですけど。ふん。どうせ私は無知な素人。

あと候補としては、SAKURAインターネットのライトプラン。
ここも安くて評判良さげなので。でも、ここの落とし穴は、スタンダードプラン以上でないと、PHPが使えないということなんですよね。もちろん私はPHPのなんたるかも知らないです。でも、夫が作ってくれたBBSとかちょっとしたお遊びのプログラムが、実はあって、それを組み込みたいとなると、ダメなんだそうです。そもそも、アサヒネットも独自CGIを認めてなくて、それで嫌になってる部分もあるし。まー、せこいこと言わずにスタンダードプランにしてもいいんですけど・・・

ただいま、激しく迷い中。


05/01/21

やっぱりステップサーバーよりロリポップのほうが良さそうな気がして、そっちにもお試しミラーサイトつくってみました。

まりねこ文芸館(ロリポップ)

なんか、こっちのほうが使い勝手がいいみたい。メルアドとか、サーバーの容量とか、たくさんあってもしょうがないしね、私の場合。それより、管理をちゃんとしてくれるとか、質問にはさっさと的確に答えてくれるとか、そもそも初心者にもわかりやすい構造や説明になってるとか、そういうユーザーへのフォローの部分も大事だから・・・
ステップのほうは、んー、さっさと消してしまおう。
まー、しばらくこれで様子をみて、近いうちに引越しすると思います。
このアサヒネットからリンクをはって、ちゃんとわかるようにしておきたいです。

ほんとの引越し(アリゾナへ)は、まだ業者選びで手間取ってます。
もうすぐですけど、そんなに焦ることもないんですよね、どうせこのマンションは持ち家だから置いておくので(その間の管理は近くに住む両親に頼みます)家具なんか当然、運ばないし、本とか身の回りのもの、ちょっとした食器類、衣類などだけですから、言ってみれば長期留学みたいな感じです。
向こうについてから、最初は賃貸で家具つきのアパート探すか、とりあえず必要なだけの家具をごく短期で借りるか・・・いろいろ面倒な手続きはありますが、ひとつひとつやっていかなきゃね。
ビザも取りに行かなきゃいけないし、役所関係やなんか、めんどくさいですけど。
ダンボール箱に荷物を詰める段になって、「うわー、行くんだなぁ」って実感がこみあげてくると思いますが、まだそこまで切羽詰ったものはないですね。
この日本を離れることへの感傷。センチメント。それはありますけど。
ま、当面は、このサイトをどうするか、考える暇もあるので、またリニューアル案をあれこれ練ってます。


05/01/26

結局はロリポップへサイト引越しして、一段落。
ロリポップ、けっこういいですよ。すごい大きなファイルを置かなきゃいけないとか、アクセスが集中するようなサイトだと、どうだかしりませんが、テキスト主体の私にはちょうどいいです。なんといっても、あの値段であれだけわかりやすく迅速・丁寧な対応をしてくれるんだから。重くもないし、使い勝手は◎。
メールアドレスも変えますけど、またそのときはお知らせします。
旧サイトのどのページからも三秒で同じページにジャンプできるようになってますので、我ながら上手くできたと悦に入ってます。まあ、実際にそーゆープログラム書いたのは夫ですけど、私が注文したんですよ。
だって、検索でキャッシュされたページとか、ブックマークしてるサイトが、引越しして見つからなくなってたら嫌じゃないですか。どれだけの人がどこを見てくれてるか知りませんが、零細サイトだからこそ、ちゃんとしておいたほうがいいですよね。大きなところだと、どうせ検索ですぐに見つかるんだから。
グーグルでは、まだ旧アドレスで出てきます。アサヒのほうを完全に消さないとダメなのかなぁ?
でも、一瞬はこのアドレスでも出てたのに。よくわかりません。
だいたい「まりねこ文芸館」でググる人なんて、いると思う?いないでしょ。
それぞれのテキストコンテンツのキーワードに反応して検索結果が出てくるんだったら、旧サイトからしばらくはジャンプできるようにしておいたほうが良くはないでしょうか。

思えばうちの実父は、まだパソコンなんて言葉もない二十数年まえ、「マイコン」なんてのが出始めたころ、それを買ってプログラミングの勉強をして、自分の会社で給料や請求書の計算に使うソフトをつくってしまいました。弟はCADとかいうものを習って、以前勤めていた会社では一応、SEみたいな仕事(?)をしていたし、パソコン関係には昔から縁があったんですね。っていうか、うちの家庭環境が「男は理系であたりまえ」だったということですか。
いくら魔法のような「UNIX使い」とやらでも、人の話を聞いてくれないオタク男だったらやっぱり嫌だけど、でも、いくら芸術や人の心の機微について語り合える「優男」でも、オーディオの配線すらできなかったらそれも幻滅。「えっ、じゃー誰がこれやってくれるのよ?」って。
ごく自然に、「そんなの、男なら誰でもやってくれるもの」って思い込んでましたからねぇ。
実家で生活していたときは、私、電球ひとつ取り替えたことなかったんですよ、いや、マジな話。
部屋の電球が切れるでしょ、そしたら、「電気がつかなくなった〜」って訴えるんです。たいていストックがありましたし、なければ弟が新しいのを買ってきてくれて取り替えてくれるんです。「おねーちゃん、これでついたよ」って。
そんな私が家を出てから、ひとりで電球を買いに行かなきゃならなくなった時、「60ワットって何?」っていう状態だったので、きれた電球に書いてあることを全部メモして、まったく同じものを買いました。
その後、簡単なミニコンポの設置や使い方も、マニュアルと首っ引きでやり遂げ、ついにはパソコンも自分で買いに行って、またしてもマニュアル読みながら、いろいろ設定したあげく、ネット接続に成功して(そのころは電話回線)、こんなサイト開設までやってしまったんですからねー、自分でもここ数年でたいそう進歩したと思います。そうそう、ビデオの録画予約もできるようになったし!これまでは、「おとーさん、録画しておいて〜」で済んでたんですよね。

やればできる。女で、しかも理系でなくても。うん。やっぱりねー、自分でなんでもできるのが一番いいですよ。夫にやってもらったら、「感謝しろ」攻撃がしつこいのなんのって。だから、ギリギリのところまではマニュアルでもグーグルでもなんででも調べて、自分の直感というか、野生の勘をも働かせてやってみるけど、どうしてもお手上げなときは、しょうがないので夫に頼みます。
「プッ、あんた、さっきからこんなこと延々とやってたんか?『きーっ』て興奮して。そんなんやってたら、またしんどなるから、早く言ってくれたらええのに(ニヤニヤ」
ふん。夫だって、いつもいつもサッとやれるわけじゃないくせに、この余裕かました態度は何?
でも、とにかく目の前の問題を解決してもらわないといけないので、ひたすら笑顔で頼み込む。
で、サッと手際よく解決してもらえたら、
「えらいッ!!あんたは!!今から三時間(この時間は問題の難易度によって適宜調整)、神の称号を与えるッ!」
とかなんとか叫んで、その時間じゅうは、とにかく「あんたは神!」を連発する。
あーあ、聖書には、「みだりに神の名をとなえてはいけない」って書いてあるのに・・・まぁいっか。名前を唱えてるわけではないもんな。


05/01/31

いま、引越しの準備で、家の中がめちゃくちゃです。
ダンボール箱だらけで足の踏み場もないし、まだこれから、アメリカに持っていくもの、この際だから捨てるもの、とりあえずこの家に保管しておくもの、いろいろ仕分けしないといけないと思うと、あまりの面倒さにめまいがしそう。
いやー、でも、「捨てるもの」ってすっごく多かったですね、ほんとに。
なまじ置き場所があるから、「まあいいや、いつか役に立つかも」と思ってとっておく。それっきり、存在すら忘れてる。もー、それじゃダメなんですよ。
この五年に一度も着なかった服は、もう今後一生着ることはないだろうと思って捨てる。この五年で一度も使わなかった道具は、もう一生使わないだろうと思って手放す。そうしないと、いらないものばかりに囲まれて暮らすことになります。
例外的に喪服とかね、突発的に起こりうる非日常の場面で必要になる特殊なものは除いて、あとはそういう基準でいくと、どれだけ服を捨てなきゃならなかったか。あー、ほんとうに惜しい。あのスーツ、あのコート。買ったときはけっこう高かったのに。でも、もう絶対に着ないだろうなぁって思うから・・・
夫の本や書類なんかもどんどん捨てていくと、初めの見積もりの金額より、ずっと低く抑えられそう。それだけ、よぶんなものばかり家に置いてたってことなんですよ。うん。
反省しましたね。これからは何でも、いいものを少しだけ、という方針で生活したい、そう思います。
いいものを買って、もったいないからとしまって置かずに、どんどん普段使いにしてしまう。年齢的なことも考えると、もうそろそろそういう贅沢な暮らし方をしたほうがいいんじゃないかなと。

私たちが向こうで住める家を、夫と共同研究してる現地の人が奥様と一緒にあれこれ探してくれてます。
いくつかの候補のなかから、ほぼ希望通りじゃないかと思えるアパートメントがあったので、部屋の空きがあるといいんですが。やはり、アメリカに着いてホテル住まいをしながら、不動産屋をまわったり、契約の手続きをしたりするのは、しんどいですからねー。オコタンのこともあるし・・・向こうはペット可のホテルも多いけれど、それでも心配。着いてすぐ自分の家に飛び込めたら、そのほうがラクじゃないですか。
どうせ自分たちで探したって、いざ契約のときは英語がややこしいので手伝ってもらうことになるだろうし。それより、今回はご好意に甘えさせてもらって、実際に住んでみて不都合があったり、もっといいところを自分でみつけられたなら、そのときまた移ればいいんですから。時間はあるんだし。
家といっても、リバモアで住んでたようなアパートメントです。でも、アリゾナでは前のアパートメントとおなじくらいの広さでも、だいたい3〜400ドル(一ヶ月あたり)安い感じです。いや、ほんとのとこ、わかりませんけどね、実際に見てみないと・・・内装とか設備とか周りの環境とか。でも、だいたいにおいてアリゾナのほうが、家賃が安いのは間違いないみたいです。んー・・・サンフランシスコ周辺が異常に高すぎるっていうことなのかもしれません。
とにかく、この地獄の引越し作業を早く終わらせたいです。
国内だったら、なにもかもおまかせのラクラクパックでいいんですが、海外となると、ラクラクでもいいけど、持っていかないものもあるので、それはこっちでより分けておかないと、全部持っていかれても困るんですよ。

あー、もう、なんだかんだ言ってるうちに、あと一ヶ月じゃないですか。ビザ(三年)も無事におりたし、航空券も予約入れたし、あとは荷物まとめてよっこらしょ、と行くだけです。
なんだかとってもアンビリーバボー。
精神的には適応できると思うけれど、身体的に適応できるかどうかが不安です。
食べ物は日本食の店やらアジア系のスーパーがあるので気にしてませんが、こちらとはぜんぜん気候が違うというのがねー。一番恐れているのは乾燥と紫外線。どっちもお肌の大敵じゃないですか。向こうにいる間に、一気に老けたら悲惨!!あ〜私のデリケートな柔肌が日焼けでゴワゴワになりそう〜〜
必ず加湿器を買って、家の中にいるときも日焼け止めは必需品。出歩くなら日差しが強い昼を避けて、朝か夕方から。強力な店の冷房対策には、なにか羽織るものを持ち歩き、サングラスで目をガードして・・・とか考えてたら、ちょっと大変。そうそう、私、コンタクトしているので、そっちの乾燥もなんとかしなくちゃ。
文句言えた義理じゃないけど、行き先がアリゾナでなく、もっと気候の穏やかな州ならよかったのになぁ・・・人種差別の名残がきついと言われてる南部の田舎なんかはもっと不安だけど。


05/02/03

もう二月。早いですねぇー。28日までしかないですもんね。
あー、あれをしなきゃこれをしなきゃ、とは思うんですが、外は「なんやこら(なんですか、これは)」みたいな寒さ。億劫なことこのうえなし。

学者とか研究者って、やっぱ先が見えないところありますよ。いや、高学歴のわりに、ということですけど。
いま、院生とかポスドクの人たちが頑張っても、自分の希望するようなアカデミックポストの空きがあるかどうかはわかりませんもんね。すごく優秀な成績をあげるとか強力なコネがあれば、前途洋々かもしれませんが、ほとんどの人は、プレッシャーに押しつぶされそうな不安を抱えながら、その道を目指してるんだと思います。
うちの夫も、若い頃はいったん社会に出たり、またこの道に舞い戻ってからも、いろいろ研究室を渡り歩いた(?)と聞いてます。自分が本当にやりたいこと、やれることを見つけるためでしょう。
今回アメリカに行くのを決めたのは、まぁ、早く言えば、研究生活を続けるうえでの自分の希望と、この国内での現実が折り合わないと悟ったからなんですが、それを言って来たのは去年の5月あたりでしたか。
私にしてみれば「寝耳に水」ってやつですよ。

リバモアに行って以来、アメリカの人とわりと緊密な関係で一緒に研究やってるのはわかってましたけど、メールだなんだとまどろっこしくやりとりするより、向こうでじかに顔合わせてやるほうがメリットある、ということなんですね。彼には彼の目算があるんでしょう。
ある日いきなり、
「大学辞めてアメリカに行こうかと考えてるねんけど、おまえ、どう思う?今度は長いで。五年くらいかな」
と訊かれて、私はと言えば、二つ返事で、
え、アメリカで五年ほど暮らすって?ふーん、それ、ええやんか、いこいこ♪
でしたよ。んー、そんときは深く考えてなかったし。海外暮らしはわりと好きなほうだし。
いや、そう返事してしまってから、あらためて、いまある(夫の)立場を捨てるデメリットをいろいろ考えて、ちょっと悩みましたけど、向こうの大学でおおまかに提示されたサラリーが思っていたより良かった(初めはその半分になるかも、と夫に脅されてた)ので、最終的にはまた気楽になって、「あ、それじゃーいこいこ♪」と。

それからアメリカの大学に話を通してもらって、トントン拍子にあれやこれやと決まっていきました。
国内の大学とか研究所とかでポスト探しても、どうせ引越ししなきゃいけないんだし、こんなこと言えばアレですけど、いま住んでる大阪より不便な土地に行くのって、私としては生活するのが不安で、東京か関東周辺でないなら、アリゾナのフェニックスのほうがまだマシっていうか、むしろラッキーな感じなんですよ。行ったことないし、何もかもフレッシュでしょ、ちょっと腰を落ち着けてアメリカで暮らすなんてのは。
こういう感覚って、人にもよるでしょうね。海外暮らしなんて、嫌な人には嫌だろうし。そういえば、うちの義妹なんかも、「おねえさんやから、ついて行けるんやわ。私はアリゾナなんて・・・生活する自信ない」って言ってましたしね。いや、フェニックスあたりって大都市だし、なんでもありますよ、誰でも暮らせると思いますけどねー(ま、よほど運が悪ければサソリに刺されたりもするようですが・・・)幸いなことに、私はけっこうワクワクしちゃうんですよ。新しい家に新しいライフスタイルに新しい出会い、ラララ〜♪ってね。
私がこういう気楽な妻で夫はほんとにラッキーだったと思いますよ、ほら、夫にとっては「必要としてくれるところに行く」ほうが、気分いいじゃないですか。
何かと気難しい日本のポストに固執して時間をロスするよりも、快く「おう、来たいのなら来いや、一緒にやろーぜ」と言ってくれるアメリカ(ドイツでもイギリスでもいいですが)に行ったほうがいいと思うんですよね、研究者として、もう決して若くはないんだし、時間もないでしょ。もっと早く悟るべきだったかもしれません。

研究者でもいろんな分野がありますし、能力とか環境もそれぞれにあって、院生から助手→助教授→教授と、この道の王道というか、純正レールのうえをはみ出さずに走り抜けてく人も大勢います。で、それが人生すごろくの「あがり」に到達することだと考えていたら、そういうタイプの奥さんはラクそうで羨ましいですけどね、なんだかしらないけどこうなっちゃったんだし、ただ私に出来ることは、この状況を楽しむことに尽きます。
とりあえずお金と健康の心配がないんなら、人生、山アリ谷アリのドラマティックな展開もいいじゃないですか。
そのほうが面白そうだし、すぐ物事に退屈してしまう私には向いてるかもしれませんしね。
アリゾナに行くまでに、日本語の本をたくさん読んでおきたい、とか言うと、おまえは気楽そうでええな、少しは英語の勉強したらどうやと夫に呆れられますが、知らんがな、もとはといえばあんたの発案の結果、こうなってんのやから


05/02/07

週末に引越し業者に来てもらいました。アメリカ行きの荷物は梱包されて持って行かれたので、なんとなく部屋がガランと、というか、すっきりしています。家具や電化製品はあるので、一見片付いたなぁってだけに見えるんですが、食器棚のなかを見るとあれ?!みたいな。クロゼットのなかも、ほとんど空っぽ。
物置の中の本なんかも整理しましたし、けっこう大仕事でした。

たまたまこんなサイトの掲示板見つけたんですが、研究者の留学についていく奥さんや子供も大変なんですねぇ〜。奥さんの英語力が留学生活を左右する、みたいな書き込みを見つけて、思わずドキッ!冷や汗たらり。
んー、そりゃまあ、英語力はあるにこしたことないと思いますよ、ある程度なければ、わからないことだらけでストレスたまりますから。でも、そこの生活にadjustできるかどうかは、奥さんの性格にもよりけりじゃないでしょうか。あと、留学している当事者である研究者自身が、家族に対してどこまで精神的・具体的なフォローができるか?
うちの場合、ネックなのは車ですね。夫はなんとか運転できるようになったけれど、私はまったくのペーパードライバー。怖くて、ずっと乗ってないんですよ。今までは駅のそばに住んでて、それでも全然不便はなかったんですが、でも、向こうで車乗れないとなると、何もかもが突然に不便に。というより、何もできない。これが、ニューヨークの都心に住む、とかなら、地下鉄でもなんでもありますからね。でも、アリゾナでは・・・

共同研究している方が、夫婦して私たちのアパートメントを探してくれたんですが、私の出した最重要条件は、とにかく歩いて行けるところに、スーパーマーケットがあること。
ハッキリ言って、向こうでウィークデーの昼間を過すのに、夫なんか頼りにできますか?
何か困ったことがあって大学に電話したって、研究室にいないかもしれないでしょ。風邪引いて急に熱が出てきたとか、食料の買いだしをどうしようとか、そういうこと考えたら、車を使わなきゃどこにも行けない郊外の広い家なんて、いくらキレイで立派でも、私にとっては意味ないんですよ。毎日の実生活、昼間たいていひとりになるだろう私にとって、何が確実に頼りになるかって言えば、それは夫よりも、現地の日本人会や知り合いよりも、Safewayなどの大きなスーパー!もー、声を大にして言いますよ。
急に熱が出ても、具合が悪くなっても、お腹が空いても、スーパーまでなんとか歩いて行くことができたら、そこには薬も売ってるし、食べ物も売ってるし、何だったら店員さんに救急車呼んでくれ、と言ってもたぶん親切に対応してくれるはずです。確実に連絡がつくかわからない夫や知人より、一年中、確実に営業しているスーパーマーケットのほうがどれだけ頼りになるかしれません。
もちろん、私も今度こそは根性すえて、運転できるようになるつもりですが、何せそんなに早くスイスイ走れるようになるなんて思えませんから、とにかくこの条件を最優先で探してもらいました。

けど、ほんとに行くんですねぇ・・・しみじみ。
友人に電話で話して、「もう会えなくなるんやね」と言われて、なんかあらためて複雑な気持ちに。
日本とアメリカなんて、そんなにたいした距離じゃないと思ってましたから。
でも、会おうと思って、サッと会える距離じゃないですよね。
運が悪ければ、親の死に目にも会えないかも・・・

♪もうこれで かえれない さすらいの旅路だけ〜(BGM「今日もどこかでデビルマン」)


05/02/18

もう、いま、太宰治な心境です。鬱。
「人間失格」て感じです。
あーもう、壊れてますよ私、日常の雑事に加えて、海外ひっこしのあれこれ。
オコタンを連れて行くのも、連れて帰るのも、なかなか大変なことで、これじゃー「引越しにともない、泣く泣く手放す」飼い主をよく見かけるのも無理ないわ。検疫、厳しすぎ。
うちのオコタンはとうとうマイクロチップを埋め込みました。可愛そうな総背番号制チップ猫。首の後ろに太い注射みたいなものでチップを埋めて、その数字を読み取り機で読むんですが、これがいわば、オコタンのパスポートみたいなもんです。また狂犬病のワクチンもして。去年もやったのにね。

太宰な心境っていうのは、現実社会では「役立たず」のお荷物ということ。
ちょっと複雑なお役所関係の手続きとか、口座を開いてドルをあっちからこっちへ送金したり、みんなみんなみんな面倒です。面倒すぎます。あの書類、この書類。ご印鑑は?ご身分を証明するものはお持ちで?お写真は?あ、ここはフルネームでどうぞ。あのー、ローマ字でお願いできますか。
・・・世の中はなんて煩雑、そもそも生きていくなんてこと自体、難しすぎて。
「生まれてきてすいません」な気持ち。
要領のいい人がサッサとできることがうまくできない。っていうか、そもそもうまくやろうという気概が欠落。
ずーっとずーっと昔だったら、そこそこ恵まれたお嬢さん、べつに働かなくても生きていけるんだったら、実家にいて自立とか考えなくてもよくて、お茶とかお花とか、お稽古事など優雅にできればそれでよくて、年頃になったら釣り合いのとれた縁談のお話がきて、こんな私でも後ろ指さされず、誰に罵られるでもなく生きていけたでしょうに・・・
そんなのすごく嫌だけど、「はぁ?無職です?あのな、きょうび、女でも自分の食い扶持ぐらい稼いでなんぼや、自立せんかい、ええ歳してこんなこともわからんのんか、けっ」みたいなのも殺伐として。
結局、私って、自然界では芽の出ない球根、働かない蜜蜂、増えたら困る種なんですよね。
だから滅びる。そんなふうにできてる。

いたずらにあと何十年も生きて、恥多き人生とやらをやりとげますか。ハッ。
だから、ふだんから言ってるのに、ラクに痛みもなく死ねる薬を、必要な人には処方したらいいって。
少なくとも私は持っていたい。もうこれ以上、愚鈍な豚として生きていくなんて恥ずかしすぎて。
所詮、釣り合わぬは不仲の元。
私はワールドワイドに活躍する研究者の妻には向いてないんでしょうよ。
もっと実際的合理的で才気にあふれてて、英語なんか当然ペラペラで、テキパキと夫の補佐役をこなせる、そんな女だったら、どこへ行くことになっても、まごまごしないで適切な判断のもとに迅速な対応をし、正確な情報を集めて処理できるものは「私にまかせて」と言い、信頼できるパートナーたりえたんでしょう。だのに、私ときたら、とんだ「さげまん」ですよ。
研究もアメリカとのやりとりも忙しいのに、これくらいのことやってくれや、と頼まれた簡単なことすら間違ったり出来なかったり、実はめんどくささに泣きながらやってたりするんですからね。

間違いだらけの妻えらび。
これを読んでる研究者の方々。喋って面白いとか見てたら飽きないとか、そんなん結婚には関係ありません。
上昇志向なら、やっぱり自分の業界のことをわきまえてて、その世界についていける女をえらぶこと。
業績に響きますよ、自分の。時間とられますからね、頭わりぃ妻の面倒もみなきゃいけないとなったらね。
ほんと、生まれてきて、出会ってしまってすいません、ですよ。
あたし、ほんと頭悪いから。
呑みこみ悪いから。
有能な秘書さんみたいに、テキパキなんでも書類かいたり整理したりできないから。
そういう意味で、価値ない人間だから。
おまけにひがみっぽいし、無駄にプライドだけは高いから。
太宰が死ななくちゃならなかった理由がわかるわ。
でも、あの人は作品を生み出したぶん、並みの働き蜂よりもずっと「特別」だったんだけどね。

人間失格。
私にもマイクロチップを埋め込んだらいい。そしたらオコタンと一緒に飛行機の貨物室で行くよ。
夫の隣に座って、社会にちゃんと必要とされてる人間みたいなふりをして行くなんて、ちゃんちゃら可笑しくて。
どうせ私は咲かない花だし、働けない蜜蜂だから。
うまれてきてすいません。足引っ張って、余計な厄介を背負い込ませて。
私だってまともに生きられるなら生きたい。
それができないなら早く帰りたいよ、地獄だか天国だかしらないけど、自分の居るべきところに。


05/02/22

ここんとこ、ほんとにいろんなことがあって、考えては落ち込むを繰り返してて、自分の存在さえ否定したくなるような暗い気持ちだったんですが、昨日、かかりつけのクリニックへ行ったんですよ。
もう最後だし、あの先生、普段はそれらしいことは何もしないけど、いちおう心療内科なんだから、こういうときこそ、カウンセリングっていうか、真面目に悩みを聞いてもらったらどうかと思って、ずずーんと重い胸のうちを語らせてもらいました。私としては、なんか先生がこのじめじめした井戸みたいなところに、一本のロープでもたらしてくれないかなぁと期待してたんですよね、やっぱり、ほら、専門家でしょ?それに、なによりも人生の先輩でもあるじゃない?

結果。あかんわ、あれじゃ。
なんかさー、先生、通り一遍の常識的なことしか言わない。ものごとの上っ面をなでるようなことしか言わない。辻に立ってる占い師だって、もうちょっと含蓄あること言うでしょうよ、まだ、みのもんたに電話でもしたほうが良かったんじゃないの?って感じ。
私としては意気込んで行ったのに、すっごく醒めました。ささーっとね。
「そうか。結局は誰を当てにしてもいけない、自分の内面は自分で整理し、自分の行動は自分で考えて決定するしかないんだ」
あたりまえだけど、そういうことをすごく醒めた気持ちで強力に思いましたね。それはもう、確信にいたるというか、覚醒したというか。
いや、そういう意味ではカウンセリング効果はあったのかもしれません。ふっきれる、という意味で。
こんな他愛ない言葉でカネ稼いで、先生呼ばわりされて、世の中には、こーゆー人もたくさんいるんだと思ったら、なんか、私だってやっぱり生きてていいような、そんな気持ちがしました。先生にはたいへん失礼ですが。気がラクになったというか、なにも私だけがクソ真面目に自虐的にならなくてもいいんじゃない?って。

自分でまだ常識と非常識の一線がわかる程度なら、専門的なカウンセリングはいらないですね。
自殺とか人殺しとか、そういうことをリアルに考えても、全く怖くならないような人には有効だと思います。
そこまでイッちゃわないと、カウンセリングなんか、かったるいだけみたいな気がしますよ。
まだ、信頼できる友達に泣きながらでも電話したほうがいい。
周りに迷惑かけたとしても、泣き言ぐらいならたかが知れてる。
先生も、私の話し方や態度を見ていて、私がじゅうぶんマトモな思考力をもっていること、一線を超えるような恐れは感じないことを判断して、通り一遍の常識をおさらいしただけなのかもしれませんね。
ああそうそう、「引越しウツ」ってほんとにあるんですよ。引越しの前後からウツになることですが。
んー、そりゃあるわな、けっこうストレスかかりますもん。
移動することで、いろんな人間関係や環境も変わったりするし。

帰ってから、P.D.ジェイムズの「正義」(ハヤカワ・ミステリ)を読んでいたら、その中の登場人物のひとりで、ケイト・ミスキン女性警部が座右の銘にしているという文言が、私の心に突き刺さりました。

 来し方、行く末が、何だと言うのか。
今のこの私が初めであり、終わりではないのか。


出典はわからないです、作者の創作かもしれません。
とにかく、気に入りました。
ストーリーも、この作者らしく、よく練られたもので、重厚・緻密でありながら、圧倒的な筆力でもって読者を物語のリアリティに引き込んでいきます。たんなる謎解きミステリでなく、ミステリの体裁をとった純文学、純文学の持つ形而上的な問題意識を盛り込んだミステリ、と呼びたくなるのがこの作者の持ち味。それを存分に生かした「死の味」の雰囲気やテーマを引き継いで、さらに普遍化に成功したのがこの「正義」という大作です。読まなきゃ損。お勧め二重丸ですよ。

私にはかかりつけ医者の言葉よりも、この本のこの二行のほうが、はるかに今の私に必要なロープに思えました。腑に落ちた、というか。ストンと胸に落ちたんです。
捜し求めていることへのヒントは、いつも、おおかたの期待がみんな断ち切れたときにやってくる。
この言葉を唱えると、ちょっと強くなれそうです。
そして、それとは別に、世界のどこにいても、私のことを心の底から気にかけてくれる、ただの十人にも満たないわずかな人たちがいればこそ、私は必ず私を生きようと、改めて思いました。


05/03/01

いよいよ、あさってには出国です。
まだスーツケースに荷物をつめる作業と後片付けが残ってますが、今日じゅうにやってしまわねば。
旅行や留学と違って、帰る予定は立っていない片道切符。
今さらながら、なんでこんなことになったのかと人生の急転回にただただ驚いてます。
うちの父親なんか、「おまえらがアメリカにおる間にワシらもアリゾナでしばらくアパートでも借りてみよかなぁ、そんで、アメリカじゅうあちこち行くんや。グラウンドゼロに行ったり、ヨセミテ公園に行ったりして。あー、アリゾナの誰もおらん広い空で思いっきりラジコン飛ばしてみたいなぁ!いやぁ、ドイツだのアメリカだの、ええなぁ、ほんまにおまえらは恵まれてるな♪」とか浮かれてます。
あのさ・・・べつに栄転してアリゾナに行くわけじゃないねんから・・・
無知蒙昧なのに異常に直感が鋭く、現実の厳しさが正しく予想できる母は、もう呆れて見ているだけですが。
ほんま、私らに残された道は「さすらいの旅路だけ」ってことがわからんのですかね、父は。
うちの夫は青色LEDの中村さんとは、まっっっったく境遇が違うんですよ。比べるのもおこがましいぐらい。

向こうでの住居はもう決まっていて、90平米ぐらいのアパートです。
日本のマンションのように間取りが細かくなくて、ベッドルームとキッチンダイニングつきリビングルームとバストイレがあるだけ。もちろんキッチンには冷蔵庫とかレンジ、オーブン、食洗機などついていて、洗濯機&乾燥機もついてます。これはアメリカのデフォルトみたいです。ペットは部屋のなかで飼うならOKだそうです。
日本にはなかなかない広々したリビングはいいんだけど、やっぱ二部屋にしたほうがよかったかなぁと思い始めてます。だって、リビングは私のくつろぎ場なのに、夫のパソコンとかわけのわからない私物があふれてきたらどうしましょう。アメリカに行ったらアメリカ人を見習って、家に仕事は持ち込まない、と言っているんですが・・・
今までと違って、今度は大学からすぐそこなんだから、マジでそうしてもらいたい。書類や本や機械を氾濫させて欲しくないです。それならいっそ、研究室に住み込んでもらいたいですね。

やっぱ二部屋にして、それぞれの部屋ということにしたほうがよかったかなぁ・・・そしたらインテリア問題で衝突する可能性が減るじゃないですか。今は夫に一部屋あげてるので、夫のものはそこへ、ということになってますけど。ほんと、サイドテーブルにキレイな盛り花を飾ったりしてる横に、トイザラスで買ってきたプラスチックの安ピカおもちゃとか平気で置いて欲しくないんですよ。でもたぶん言うんでしょうねぇ、「おまえも自分の好きなもん飾ってるやないか、僕のおもちゃをここに置いて何があかんねん!」
・・・女の人だったらわかりますよね、私の言わんとしてること。その嫌さ。
リビングがままならないとなったら、せめて「自分の部屋」が欲しい。
そもそも家具買うときから衝突しそうだし。めっちゃ鬱。
「こっちのほうがお洒落やし部屋の雰囲気に合うやないの」
「いや、こっちのほうが機能的でええな。そんなん見かけ倒しや」
・・・無事に向こうに着いたら、きっとさっそくこれですよ。今から頭痛がしそう。
べつに結婚しなくても幸せにはなれると考えてる若い男女が過半数を超えているそうですが、ほんと、子供にこだわらなくて、稼ぎと体力(+恋人)さえあったら、それは正しい考え方かもしれませんね。

あーあ。どんな生活になるやら。不安の種は尽きませんが、とにかく行ってきます。



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